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県生協連ニュース

群馬県生協連・群馬県消団連主催
福島視察学習バスツアーを実施しました

 群馬県生協連災害対策協議会は、群馬県消費者団体連絡会(八田直樹会長)と共催で、11月29日(水)に福島視察学習バスツアーを実施しました。ツアーには、当日ガイドを務めていただいた丹治杉江さんを含め、14名が参加しました。


丹治杉江さん

 福島への行き帰りのバスの中では、ガイド役で東電訴訟群馬原告団長の丹治杉江さんから、国と東電に責任があることを断じた今年3月の前橋地裁判決の意義、その後の千葉・福島地裁での判決や、事故が始まって7年目の被災地の状況などについて学習を行いながら行きました。

 一行はいわき市ら・ら・ミュウで昼食休憩のあと塩屋崎灯台のある山六観光に移動し、震災語部活動をしているご主人鈴木一好さんから震災当日のお話しを聞きました。津波が目の前に迫る中を写真撮影していて、岬の岩礁の影になった地形のため奇跡的に助かった経験が生々しく伝わりました。


伊東達也さん

 その後、現地のガイドを務めていただいた伊東達也さん(原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員)と合流し、伊東さんの案内で東京電力福島第一・第二原発周辺の広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町の町並みなどを視察しました。

 除染が進められたとして避難指示の解除が進められていますが、住民の帰還が進まず、未だに多くの空き家が見られます。その一方、震災以降に建てられた廃炉に従事する人たちの住宅や施設が目立ち、復興がなかなか進んでいない現状を見ることができました。

 常磐線富岡駅は、今年2月からバス代行が開始され、10月21日からは鉄路の運行が再開され、駅舎・駅前がきれいに整備されました。

 各地に野積みされていたフレコンバックは、減容化施設の稼働で少しずつ減ってきてはいるものの、目立たないように囲いをしたりグリーンのシートをかぶせたりしていました。

 群馬からの日帰りツアーで現地の視察時間が限られている中での見学でしたが、丹治さん、伊東さんの案内で細かな説明を受けながら効率よく見てまわることができ、貴重な体験ができた1日となりました。


塩屋崎灯台の下で記念写真
津波はこのすぐ下まで押し寄せた


原発事故対応拠点だったJビレッジスタジアムの工事が進められていた


廃炉作業員用に建設された集合住宅
(国道走行中の車窓から)


常磐線富岡駅までの運行が再開された
整備された新しい駅舎の前で


富岡第二中学校体育館
震災当日の卒業式のあとがそのまま残されている


浪江町内の町並み(車窓から)
この道路の両脇は帰還困難区域

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