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県生協連ニュース

県連女性協議会がぐんま男女共同参画センターと共催で防災・減災研修会を開催
7会員生協から28名が参加し、避難所運営を疑似体験しました

 群馬県生協連女性協議会は、群馬県ぐんま男女共同参画センターと共催で、2月22日(水)に群馬県勤労福祉センターにおいて「防災・減災を考える~いざという時にあわてない~『HUG(避難所運営ゲーム)』研修会を開催しました。この研修会は、緊急時の避難所運営には女性の役割発揮が大切との考えからぐんま男女共同参画センターからの呼びかけに県連女性協議会が応えて開催されたものです。研修には、3名の男性参加者を含め、7会員生協・事務局から28名が参加しました。

広いスペースをたっぷり使った会場で研修が行われました

 開会にあたり、主催者を代表して群馬県生協連女性協議会松本勉枝会長と群馬県ぐんま男女共同参画センター戸塚洋子所長からあいさつがあり、研修開催の経過やそれそれの活動などについて説明されました。

 「HUG」とは避難所運営ゲームの頭文字をとったもので、英語の「抱きしめる」という意味もあわせもち、静岡県が開発した研修プログラムです。講師と運営には、NPO法人わんだふる代表理事・日本防災士会群馬県支部副支部長 赤羽潤子氏と6つのグループに1名ずつの防災士さんが担当していただきました。


県連女性協議会
松本会長


ぐんま男女共同参画
センター戸塚所長


赤羽潤子先生(右)と防災士のみなさん

赤羽潤子先生

 研修の冒頭、赤羽先生は、群馬県も決して安全な地域ではないこと、災害の時に一番大事なのは「自助」、普段から災害対応について家族でよく話し合っておくいことが大事、と強調されました。

 そして避難所が開設された場合は、「公設民営」が原則であり、住民の手で避難所を適切に運営していかないと大変なことになる、と避難所の運営については考慮すべき点が非常に多くあり、平時から考える機会を持つことが大事との解説がありました。

 研修は、参加者が6つのグループに分かれ、担当の防災士さんから避難者一人ひとりに見立てたカードや、避難所の中でさまざまな問題が発生するイベントカードを渡され、チームで避難所の小学校に見立てた体育館・教室・校庭などの上に避難者のスペースを配置したり、問題への対応を決めていく、という方式で行われました。

 参加者は、次々に詰めかける避難者や発生する問題などの対応に追われ、考える時間もない中で、講師から言われた「通路の確保」や「配慮すべき人への対応」などを心掛けながら、次々とカードを並べていきました。

 研修の締めくくりに6つのグループから、上手にできたこと、失敗したこと、迷ったことなどについて発表があり、「体育館や駐車場の通路をうまく確保できた」「団体旅行客の避難者を教室に男女に分けて収容できた」「車椅子の人を通路に近い場所に配置できた」などの成功体験が報告された一方、「盲導犬を校庭につないでしまった」「感染性の疾病のある方の配置がうまくいかなかった」「近所の方があとから来るのでというので場所を確保したが、それでよかったのか」などの反省点も出されました。

 普段は全く体験しない課題での研修に、参加者は戸惑いながらも、楽しく参加できた様子でした。いざという時になったらじっくり考えている時間はない、普段からどうすればよいのかを考え、話し合っておかなければならない、ということが実感された研修となりました。

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