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県生協連ニュース

県連女性協視察研修会を開催、重監房資料館(草津)を41名で訪問しました

 県連女性協議会(松本勉枝会長)は10月2日(木)、草津の国立ハンセン病療養所・栗生楽泉園内にある「重監房資料館」(国立)への視察研修会を開催し、7生協・県連41名が参加しました。

 「重監房資料館」は、ハンセン病患者の強制隔離など90年に及ぶ非人道的な政策の象徴的建物であった特別病室(重監房)を負の遺産として後世に伝え、人権尊重の教訓にしようと今年4月20日に開館したものです。再現映像(10分)、ガイダンス映像(25分)を観て、学芸員の北原誠さんに館内を案内していただき展示物を説明していただきました。

 特別病室(重監房)は「病室」とは名ばかりで、反抗的とされた人を閉じ込める「独房」で、1938年から1947年まで使われていました。全国の療養所から特に反抗的とされた延べ93人が裁判もなく療養所長の権限だけで収容されていました。人権は完全に無視され、治療もなく、4.5メートルのコンクリートの壁に囲まれた四畳半の独房(小さな窓だけで昼間でも暗く電灯はひとつだけ)に収監され、一日2回の粗末な食事。草津は真冬にはマイナス20度になることもあったが、暖房もない中、9年間で23名が亡くなったと言われています。

 『らいを病むが故にこの悲劇 なんというみじめさよ』 部屋(独房)の壁に書き残されていた言葉です。私たちの知る現実とあまりにかけ離れた現実との谷のような隙間を、どうしても埋めきれない苛立ちが参加者の胸を満たしました。

 帰りの車中で、参加者から「映像を見て、話しを聞いて、胸がつぶれそうだった」「支援も続け、声にも出していきたい」「百聞は一見にしかずとは今日のためにあった言葉だ」「今後の生き方を問われているようだった」など感想が語られました。

重監房資料館のホームページはこちら

学芸員の北原さんの説明を聞きながら資料館の展示を見せていただきました。

資料館の隣の納骨堂には家族のもとに帰れない1200人の遺骨が安置されています。

参加者の集合写真(見学前)

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