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県生協連ニュース

フートピア21国際協同組合デー記念交流集会が開催されました
~渋川で触れ合う自然・森林・農業~

 2月2日(木)、フートピア21(会長:長岡武JA群馬中央会会長)が主催し「第89回国際協同組合デー記念交流集会~渋川で触れ合う自然・森林・農業~」が開催されました。交流集会には、群馬県生協連、群馬県森林組合連合会、JAぐんま女性組織協議会、JA群馬中央会から22名が参加し、渋川市赤城町にある「あぐりハウスおふくろ亭」と、渋川市白井にある「渋川県産材センター」を視察しました。

開会式ではJA群馬中央会池田隆政専務理事が挨拶を述べました(おふくろ亭にて)

 JA赤城たちばなの女性部が中心になって起業し、平成18年にオープンした農村レストラン「あぐりハウスおふくろ亭」では、そば打ちと香り豊かなフキノトウ入りお焼き作りを体験しました。昼食に頂いたメニューは、蕎麦粉も小麦粉も蕗の薹も、角煮まんじゅうの赤城ポークも、刺身こんにゃくや漬物も、すべて地元の食材で作られたものばかりで、みな舌鼓をうって美味しさを堪能していました。

いま自分の手で作ったものとは思えないほど、おいしいお蕎麦とお焼きをいただきました

 渋川県産材センターでは、森林組合連合会の高橋伸幸指導課長から、森林資源活用と林業経営の改善などが期待される県産材センター設立の意義や、「関東一の森林県」から「関東一の林業県」へのシフトをめざす事業について紹介がありました。そのために導入した高性能林業機械が、「作業道開設」から「伐倒」(切り倒す)、皮を剝き一定の長さに切り揃える「造材」、「搬出」まで次々に進めていく様子がビデオで紹介されました。

 無垢で建築用材となるA材、小曲がりのため集成材などになるB材、大曲材や小径材などのC材のそれぞれを固定価格で全量買取るシステムにより、雇用創出や収入確保などの林業経営のみならず、林地残材の減少及び資源活用、温室効果ガス発生源の抑制による環境への貢献、洪水で流出する残材が橋脚などを損壊することを防ぐ市民生活への貢献など、大きな効果が期待できると、高橋課長は指摘していました。日本でも珍しいこのシステムを研究しようと、全国から、行政職員や議員などが視察に訪れているそうです。

 上州名物の赤城おろしが吹き荒れていたため、施設見学は中止し、2階の会議室の窓から大型トレーラーがチップを満載して出発する様子を眺めることになりました。後には次のトレーラーが待機していました。多い日には1日に5~6台のチップが静岡県の製紙会社へと運ばれて行くそうです。

高橋伸幸指導課長(左)の講演を聞きました。

大型トレーラーがチップを満載して、これから重量計に載るところでした。

フートピア21とは

 フートピア21とは、群馬県生協連、JA群馬中央会、群馬県森林組合連合会、群馬県漁業協同組合連合会という協同組合組織の協同・連携の組織です。フートピア21では、それぞれの協同組合組織が、社会的・経済的運動への主体的な取り組みを前提として、消費者・生産者という枠を越えて、地域社会の持続的発展のため、森・水・地域環境、そして農の本来価値を認識しあい、生産者と消費者のより豊かな暮らしの実現と地域社会への貢献を具体的に進めることを目的とし、連絡・交流、情報提供、調査・研究、地域づくりの推進、社会的アピールなどの活動を行っています。

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