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県生協連ニュース

県連女性協議会が2009年度視察研修会を実施しました
~埼玉県平和資料館と丸木美術館を見学~

 9月26日(土)、群馬県生協連女性協議会(林かの子会長)は2009年度「女性協視察研修会」を開催し、原爆の図「丸木美術館」(埼玉県東松山市)と埼玉県平和資料館(同)を見学しました。

丸木美術館の前で
丸木美術館の前で

 戦後64年が経過し、人々の記憶から戦争の惨禍が忘れ去られようとしていることから、今年は埼玉県平和資料館と丸木美術館を見学し、戦争の悲惨さと平和の尊さを実感しながら、平和のために、私たち一人ひとりがどう生きたら良いのか考える機会にしようと企画しました。参加者は8生協・県連から41名(うち小学生3名、大学生1名、男性5名)でした。関越自動車道を使うと片道1時間足らずのバスの旅とあって、見学に充分な時間をあてることができました。

 最初に訪れた丸木美術館では、事務局の岡村さんから、丸木位里・俊夫妻が原爆の図を描き始めたわけや、何故この地を選んで美術館を建てたのか、その後原爆の図はもとより水俣病のたたかいや南京大虐殺の絵を描き続けたがその原動力は何だったのかや、70歳を超えてから絵を描き始めた丸木スマ(位里の母)のことなどについて説明を受け、ゆっくり見学をさせていただきました。伊里・俊夫妻の描写はどれも気迫がこもっていて、参加者は誰もが心を揺さぶられたことでしょう。

国民学校の授業を体験
国民学校の授業を体験

 昼食をとったあと、いよいよ埼玉県平和資料館の見学です。埼玉平和資料館は、風化しつつある戦争の体験を次の世代に引き継ぎ平和な社会を発展させようと、平成5年に建てられたそうです。

 常設展示場は、県民生活と戦争の関わりを歴史的な推移の中で理解できるように工夫された展示となっています。その脇には、国民学校の教室が再現されていて、修身の授業を見ながら戦時教育の一端を覗くことができました。空襲警報が鳴り、教室の外の防空壕に入ると、光と振動により空襲を疑似体験できるようになっていました。160人が入れる多目的講堂では、平和資料館が独自に制作した2本のアニメ映画が交互に上映されていました。他にも、平和に関する図書が収集された図書閲覧コーナーや、収集された1200点の大小様々な資料の保存を兼ねた特別の収蔵展示室など、とても立派な施設でした。

焼却処分をのがれた、数少ない日米親善の証「青い目の人形」たち
焼却処分をのがれた、数少ない日米親善の証「青い目の人形」たち

 バスの中で感想を出し合いましたが、「戦争の傷跡がたくさんある群馬県にも、こんな平和資料館があったらいいな」という声がたくさん出されると、「9条の会」の活動をしているという参加者から「会のメンバーと各地の平和資料館の視察を行っている。建設要請の具体化に向けて懇談会を持てたらと思うのでその時はご一緒に」と、呼びかけがありました。参加者全員から、それぞれの思いや感想や体験談が語られているうちに、あっという間にバスは終着地に着いてしまいました。

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